イベント企画書の書き方|必ず入れる項目・テンプレート・例つき
企画書は「通すため」の書類です。学校・上司・協賛先に『これならOK』と思ってもらうために、必要な項目を過不足なく、短く伝えるのがコツ。ここでは、必ず入れる9つの項目、書き方のポイント、そのまま使えるテンプレートと記入例をまとめました。初めてでも、この順に埋めれば形になります。
最終更新日:2026年7月27日
1. 企画書は何のために書くのか
企画書のゴールは、読んだ人に「やっていい」「協力しよう」と判断してもらうことです。 だから大切なのは、きれいさよりも「目的・中身・お金・安全」がひと目で分かること。 提出先(学校・会社・自治体・協賛先)が知りたいことに、先回りして答える書類だと考えましょう。
2. 必ず入れる9つの項目
次の9項目があれば、たいていのイベント企画書は成立します。上から順に埋めていきましょう。
- ① タイトル・概要:イベント名と、一文で言うと何か
- ② 目的・ねらい:なぜやるのか、終わったあとにどうなってほしいか
- ③ 対象・想定来場者:誰に向けたもので、何人くらいを見込むか
- ④ 内容・企画:具体的に何をするか(出し物・プログラム)
- ⑤ 日時・会場:開催日、時間、場所、雨天時の扱い
- ⑥ 体制・役割:主催・実行委員・担当(誰が何を担うか)
- ⑦ スケジュール:準備から当日・片付けまでの流れと締切
- ⑧ 予算・収支:かかる費用と、収入(参加費・協賛・売上)の見込み
- ⑨ 想定リスクと対策:安全・天候・中止基準など(ここがあると信頼される)
3. 「通る」企画書の書き方のコツ
- 冒頭に「一文の概要」を置き、続きを読まなくても要点が伝わるようにする
- 目的は「楽しむ」で終わらせず、具体的な狙い(交流・集客・地域貢献など)まで書く
- 来場者数・予算は必ず数字で。ざっくりでも根拠を添える
- 収支は赤字にならない見込みを示す(損益分岐の人数を書くと強い)
- リスクと対策を1項目入れる。安全に配慮している企画は通りやすい
- 全体はできるだけ1〜2枚に収める。詳細は別紙・添付にする
4. そのまま使えるテンプレート
下の項目をそのまま見出しにして、右側を自分のイベントに合わせて埋めれば企画書になります。
| 項目 | 書くこと |
|---|---|
| イベント名 | ◯◯(正式名称)/一文の概要 |
| 目的・ねらい | なぜ開催するか。終了後に得たい状態 |
| 対象・来場想定 | ターゲット層/想定人数(例:約300名) |
| 内容・プログラム | 出し物・タイムテーブルの骨子 |
| 日時・会場 | 開催日時/会場/雨天時対応 |
| 体制・役割分担 | 主催・実行委員・各担当 |
| スケジュール | 準備〜当日〜片付けの流れと締切 |
| 予算・収支 | 支出(会場・材料・印刷等)/収入(参加費・協賛・売上) |
| リスクと対策 | 安全・衛生・天候・中止基準 |
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5. 記入例(文化祭の模擬店)
イベント名
2年A組 模擬店「からあげ屋台」/揚げたてからあげの販売で来場者をもてなす
目的・ねらい
クラスの団結を深めつつ、来場者に楽しんでもらう。売上は行事費に充当する。
対象・来場想定
在校生・保護者・地域の来場者。2日間で約400食の販売を見込む。
予算・収支
支出:材料費 約30,000円+備品 約10,000円=40,000円/収入:400食 × 200円=80,000円。200食で黒字化(損益分岐)。
リスクと対策
油の火気・やけど・食中毒に注意。消火器を配置し、加熱と手指消毒を徹底、提供時間を管理する。
※ このように「数字」と「安全への配慮」が入っていると、企画書は一気に通りやすくなります。
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