イベント中に地震が起きたら|主催者のための緊急時対応と備え
楽しいイベントも、「もしも」への備えがあってこそ、安心して開けます。地震などの緊急事態は、いつどこで起きてもおかしくありません。大切なのは、こわがることではなく、あらかじめ決めておくこと。この記事では、主催者が落ち着いて動けるように、事前の備え・揺れが起きたときの行動の順番・情報の集め方を、消防庁や自治体の公式な考え方をもとにまとめました。
最終更新日:2026年7月31日
1. 開催前に、決めておく・用意しておく
緊急時にいちばん役立つのは、「その場で考えないで済むように、先に決めておく」ことです。 当日は誰もが動揺します。だからこそ、事前の準備が来場者と自分たちを守ります。
- 会場の避難経路・非常口・一時集合場所を確認しておく(掲示もする)
- 近くの広域避難場所と、会場周辺のハザードマップを見ておく
- 役割分担を決める(避難誘導・救護・情報収集・アナウンス担当)
- 来場者へのアナウンス文をあらかじめ用意しておく(落ち着いて・短く)
- 救急箱・AEDの場所、懐中電灯・携帯ラジオ・モバイルバッテリーを備える
- 帰宅困難に備え、水・簡単な食料・毛布などを可能な範囲で用意する
💡 eventio ならここが楽
呼びかけは「慌てず、まず身の安全を」が基本です。子ども・高齢者・体の不自由な方・外国人の来場が想定されるなら、 やさしい日本語や英語など、伝わる形での案内も準備しておくと安心です。
2. 緊急連絡先は1枚にまとめておく
いざというとき、連絡先を探している時間はありません。次の連絡先を1枚の紙にまとめ、担当者が必ず持っておくこと。 スマホが使えない場合に備え、印刷して掲示・携帯しておくのがおすすめです。
| 連絡先 | 用途 |
|---|---|
| 119(消防・救急) | 火災・けが人・救助が必要なとき |
| 110(警察) | 事件・交通・雑踏の混乱など |
| 会場の管理者・防災センター | 館内放送・避難経路・設備の指示を仰ぐ |
| 主催者・実行委員の代表 | 現場の意思決定・全体の連絡 |
| 最寄りの病院・救急 | けが人の搬送先の確認 |
| 自治体の防災担当・防災無線 | 地域の避難情報・被害状況 |
| ガス・電力会社 | ガス漏れ・停電・設備トラブル時 |
※ 電話が混雑してつながりにくいときは、災害用伝言ダイヤル(171)や災害用伝言板、SNSでの安否連絡も活用できます。
3. 地震が起きたら(行動の順番)
大きな揺れは、長くても1分ほどで収まることが多いです。順番を守って、落ち着いて動くことが何より大切です。
- ① まず身の安全:頭を守り、落ちてくる物・倒れる物から離れる。丈夫な机の下などその場で低くなる。走らない
- ② 火の始末は「揺れが収まってから」:揺れの最中に無理に火を消しに行かない(やけど・転倒の危険)。 収まってから、模擬店のコンロなどの火とガスの元栓を確認する
- ③ 落ち着いて情報を確認:揺れが収まったら、地震情報・館内放送・自治体の情報を確認する
- ④ 避難の判断と誘導:危険があれば避難。来場者を慌てさせず、一方向に、走らせずに誘導する(急がせると将棋倒し・雑踏事故の原因に)
- ⑤ 安否確認と救護:スタッフ・来場者の安否を確認し、けが人がいれば救護・119番へ
💡 eventio ならここが楽
ガスのにおいに気づいたときは、火をつけない・スイッチを操作しない。窓を開けて換気し、その場を離れて、 安全な場所からガス会社・消防に連絡します。「慌てて何かをする」より、落ち着いて離れるのが正解です。
なお、避難や誘導で最も避けたいのは群衆の混乱(雑踏事故)です。導線の設計と落ち着いた誘導については、イベントの安全ガイドもあわせてご覧ください。
4. 正しい情報の集め方
緊急時は、不確かな情報やデマも広がります。あわてて拡散せず、公式の情報源で確認しましょう。
- 気象庁:地震・震度・津波の情報(緊急地震速報)
- 自治体の防災情報・防災無線・防災アプリ:地域の避難情報・被害状況
- NHK など報道:全体状況の把握(テレビ・ラジオ・公式アプリ)
- 会場の館内放送・管理者の指示:その場での避難の判断材料
💡 eventio ならここが楽
海の近くで揺れを感じたら、津波の情報を最優先で確認し、指示を待たず高い場所へ避難する判断も必要です。 「公式情報を確認する担当」をあらかじめ決めておくと、現場が落ち着きます。
5. 中止・継続をどう判断するか
判断に迷ったら、「人命・安全が最優先」です。次のような場合は、中止・避難を優先しましょう。 基準を事前に決めておくと、当日の迷いが減ります。
- 会場・設備に被害があり、安全が確保できない
- 大きな余震のおそれや、津波・火災などの危険が迫っている
- 停電・断水などでライフラインや安全設備が使えない
- 来場者やスタッフに不安が大きく、落ち着いた運営が難しい
中止する場合も、来場者を安全に帰すところまでが主催者の役目です。交通機関の状況を確認し、 帰宅が難しい人がいれば、館内で待機できる場所や情報を案内します。
eventio でできる備え
緊急時に効くのは、当日その場の判断力よりも事前の段取りです。eventio は、その準備を抜け漏れなく進める道具です。
- 緊急連絡先・役割分担を当日の進行台本に:救護・避難誘導・情報収集の担当を明記して配れます
- 安全の備えを締切つきタスクに:避難経路の確認・アナウンス文の用意・備蓄の準備を、担当と期限つきで
- 報告書で振り返り、翌年へ:気づきを記録し、次の主催者が同じ備えを引き継げます
💡 eventio ならここが楽
「楽しいイベントは、無事に終わってこそ」。安全のためのやることも、eventioなら他の準備と同じ1画面でまとめて管理できます。
※ 本ページは一般的な備えの案内です。実際の対応は、会場の管理者・所轄の消防・自治体の指示に従ってください。 正確な地震・災害情報は、気象庁や各自治体の公式発表をご確認ください。
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